実在するお墓のハリボテ工事!?

市営墓地などの公営墓地で工事をする時、売り出したばかりの墓域ですと、工事をしようとする墓地の隣のお墓と工事時期が重なることがあります。

偶然にも、工事の時期が重なったりすると、いろいろな石材店の工事を見ることができます。

丁寧な工事をする業者もいれば、突貫工事をする業者もいます。

巧妙な手抜き工事の実態とは!?

今回の話は、「基礎工事」についてです。

基礎の部分は、お墓が建ったあとでは見えない所です。

ですからチェックをするには

  • ①自分で工事の日に見に行く
  • ②代理に誰かに見に行ってもらう
  • ③あとから業者が撮った写真を見て確認をする

もちろん①をするのが一番ですが、なかなか時間が取れない人も多いと思います。

ですから多くの人が③の方法で確認をします。

今回のタイトルの「ハリボテ工事」はこの確認方法を悪用した工事方法です。

お墓の場合、基礎を掘るのに深さの規定は何もありませんが、地盤の固さや地質を見て、あとからお墓が傾かないよう掘り、転圧を行い、鉄筋を入れ、セメントを流し込みます。

簡単に書けばこんな感じですが、 このとき、深く掘ればそれだけ、時間(人件費)・材料費がかかり廃棄土砂の量も増えます。

私が見たハリボテ工事とは、その基礎の深さがわずか3cmというものでした。

通常浅くても20cm、深く掘る業者ですと50cm近く掘りますので、それを見た時は唖然としました。

一見しただけでは、そのハリボテの基礎は、型枠をきっちり取って表面もきれいに塗り仕上がっています。

ですがその実態は、上に乗ったら割れそうな薄さなのです。

お客さんには、堀った深さの写真を渡さないか、写真を差し替えて渡しているのでしょう。





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