墓石の価格が高くなってきそうです

ここ10年ほど、価格が下落傾向だった「墓石の価格」が、上がるかもしれません。

と言いますか、すでに値上げをしている墓石販売店もあるはずです。

実際に、多くの石材店の墓石に使用する中国産石材の仕入れ値価格は、数年前から高くなってきています。

そして2012年に入り、さらに価格が上昇し続けています。

地域によっても違いますが、いま日本で使われている墓石の8~9割は中国産の石か、中国で加工されている石なので、これからお墓を建てようかと考えている多くの人に影響があると考えられます。

では、具体的に、

「何が理由で値上がりしているのか?」

「中国産の石種の現状はどうなっているのか?」

見ていきたいともいます。

中国産の墓石の値上がりの理由

中国の経済の発展が、お墓を建てる人のお財布にも影響があるなんて、思いつく人は少ないと思います。

ですが実際に、洋服などの製造が中国からベトナムなどに移っているのからもわかるように、中国で作っているモノは価格が上昇する傾向にあります。

お墓も例にもれず、ここ数年間毎年1割づつ価格が上がってきました。

その理由としてあげられるのが

  • 中国人の人件費の上昇
  • 石材を切り出す山の採石抑制・中止
  • 経済発展が著しい国の需要拡大
  • 日本の厳格な精度要求
  • 中国「元」と日本「円」の為替

などといったことが挙げられます。

経済が発展してくると、様々な職種が選べるようになり、石材加工といった肉体的にきつい仕事は敬遠される傾向にあります。

その結果、働き手が少なくなり、人手不足を招いて賃金が上がります。

また、東南アジアやヨーロッパ、南アメリカの経済発展が続く途上国も、中国から石材を買います。

買い手が多い中で、厳しい精度を要求する日本向けの石材は敬遠されるか、高いお金を払わないと売ってくれません。

こうした中、日本の一部商社や大手墓石販売業者は、値上がり前に在庫を確保したりする動きも見られます。

中国産石種について

中国政府の環境保護政策の影響から、一部の中国産の石材の採石量が減少、または中止されつつあります。

日本の墓石に使われる石の採石丁場も、採掘ができなくなっているものもあります。

具体的には

  • G623
  • G614(中国栄州)
  • G603
  • G663(桜御影石)
  • G906(深海石)
  • G011(中国山崎)

などの供給が不安定だったり、今後使用ができなくなる可能性があります。



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