永代供養・永代供養墓に関する疑問・質問

ここでは当サイト管理人が、実務経験上寄せられた質問に対する回答を致しております。

お墓の現場では、同じような質問を多く頂くことがあり、多くの人が同じような疑問を持っていると思われます。

私の経験が、ネットで調べている方のお役にたてれば幸いです。

永代供養墓を選ぶ際に永続性は考える必要はあるのでしょうか?

永代供養墓を選ぶにあったて、その運営にあたる寺院の永続性は、選ぶ際の基準として、実は一番重要だと考えます。

その理由について、ひとつ例を挙げて考えてみたいと思います。

2010年8月に福井県にある浄土真宗のお寺が、地裁で破産手続きの開始決定を受けたというニュースがありました。

ここは永代供養の施設ではないようですが(未確認)、新しく建てた納骨堂の契約が進まず運営に行き詰った結果のようです。

そして、契約していた60件の遺骨は、契約者に返還され、契約金は戻らないようです。

つまり、寺院といえども経営に行き詰まった場合、解散や破産するケースも考えられるということなのです。

またそれ以外にも、建造物の老朽化の問題もあります。

特に、コンクリート建造の納骨堂の場合、

  • その建物が何十年持つのか?
  • 修繕工事は定期的に行われるのか?
  • 老朽化が進んだ場合や地震などの自然災害にあった場合、建て直しをされるのか?

など、契約時に確かめておかなくてはいけません。

コンクリートの建造物内の納骨施設は、「お墓のマンション」・「マンション型の納骨堂」などと言われることもありますが、その行く末も、人が居住するマンションと同じ問題を内包していると思われます。

せっかく高額な永代供養料を納めても、その永続性が失われては

A.共同で再建を図るか
B.別の永代供養先を探すか

をしなくてはならず、前者は意見がまとまらなければ話は進みませんし、後者は2重に費用がかかる結果になってしまいます。

つまり、墓地を購入する際に、その墓地がある霊園の永続性を確認しておくのと同様に、永代供養に関してもそれが求められることになります。

もしそういった永続性に関して調べることができない場合は、お寺で言えば本山といわれるような寺院がおすすめです。

永代供養の施設は見学などの際は、施設の豪華さや、新しさ、キレイさなど目が行きやすいですが、目に見えないところも大切です。

また、子や孫がいる場合は、子や孫がお墓をつくることを考えている場合もあるので、きちんと相談したうえで永代供養を決めることをお勧めします。

永代供養は一度契約し、御遺骨を納めてしまうと「やっぱりやめた」とはできませんので、契約時には慎重にし、尋ねにくいことでも事前に聞いて確認することが重要になります。


- サイト内 関連ページ -

墓地購入の際の、霊園の永続性について

永代供養の費用・料金

永代供養を選ぶ6つのポイント





サイトご利用の注意点

①サイト内の記述は、管理人個人の見解や感想です。ご利用とその結果につきましては、自己責任でお願いいたします。

②お墓や宗教に関することは、地域独特の風習や、慣習がある場合が多く、このサイトの回答が当てはまらないケースが考えられます。

③サイトの内容の間違いに関しましては、ご連絡頂きましたら速やかに訂正いたしますが、個別の質問や、根拠のない批判等にはお答えいたしておりません。


上記3点をご理解いただいたうえで、ご利用をお願い致します。

このページの先頭へ