お墓をつくる際の疑問・質問

ここでは当サイト管理人が、実務経験上寄せられた質問に対する回答を致しております。

お墓の現場では、同じような質問を多く頂くことがあり、多くの人が同じような疑問を持っていると思われます。

私の経験が、ネットで調べている方のお役にたてれば幸いです。

中国産の石は安いけど大丈夫なのでしょうか?

中国産御影石の一例

山西 中国

山西 中国

G623 中国

G623 中国

G663 中国

G663 中国


近年建てられているお墓に使われている石の半分以上は、中国産だというデータがあります。

「みんなが使っているなら安心かな」

という人もいるかもしれませんが、多くの人が中国産の石を使い始めた結果、トラブルも増え始めているのが現状です。

一番問題とされているのが、石種・産地の偽装や、質の悪い石の使用です。

実は、石種や産地の偽装は昔からある悪質な手口なのですが、中国産の石が日本に入ってくることで、国産の石との差額に目をつけ、手口がさらに悪質化しています。

具体的には、石を見分けられない素人(顧客)に、契約【国産】とは違った石【中国産】を使いお墓を建て販売するという手口です。

この場合、石の呼び名をあえて”通称名”にすることで、あとで別の石材店に問い合わせても発覚することを防ぐようにさえもしていることもあります。

上記は実際に起こった事の中でも極端な例ですが、中国産の石自体の問題というよりも、それを悪用した日本の石屋さんの問題だと考えます。

本題の品質の面ですが、中国で石の加工を行う際は、研磨にどんな化学薬品を使おうが、不良個所を補修して使用しようが、国の検査機関などの科学的な検査はありませんので、素材本来の善し悪しの見分けはとてもつきにくくなっています。

これらが発覚するのは、経年することで補修や修正箇所も劣化し、その箇所が不自然に浮かび上がってくるからです。

特に、安さと見栄えを重視した結果、中国で加工の際に、悪い個所の補修・補整、薬品が使用されているのでは?と疑いを持っています。

(私が実際に中国でその現場を見たわけではありませんが、経年した中国産の墓石から『黒玉』や『なで』が出てくるケースや、通常の研磨では見られない防水性や塗膜が見受けられるため疑いを持っています。また中国関連の輸入商社の人からも、そういった話を聞くことも・・・)

また、使用年数の実績が浅い石も要注意です。

中国産の石は、2000年ごろから主に使われ始めているものがほとんどで、日本国産の石と比べると、使用年数が浅く経年劣化などの予測が十分でないものもあります。

中国産の石や、中国で加工された石を選ぶ際は、以下のポイントをおさえておく事をお勧めします。

  • その地域で長く石材店を営んでいる業者を選ぶ
     ⇒責任を持てない石は売らないことが多い
  • 使用実績が長い石を選ぶ
     ⇒10年以上前から使用している石がおすすめ
  • 保証をしてくれる業者を選ぶ
     ⇒どこまで保証をしてくれるのかを確認しておきましょう

中国産が心配な方は、値段は高くなりますが国産の石にされることをお勧めします。

ただ、安い値段の国産の石の中には、わざわざ国産の石を中国まで船便で送り、中国で加工し再輸入するケースもあります。

国内での加工になるのかも、契約時に確認をするほうが安心です。


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