お墓のお手入れ・納骨などの手続きに関する疑問・質問

ここでは当サイト管理人が、実務経験上寄せられた質問に対する回答を致しております。

お墓の現場では、同じような質問を多く頂くことがあり、多くの人が同じような疑問を持っていると思われます。

私の経験が、ネットで調べている方のお役にたてれば幸いです。

墓地の名義人が死んだら、何か手続きが必要なのでしょうか?

墓地は非課税財産(祭祀財産)ですが、承継(継承)の手続きは必要になります。

一般的に承継は、夫婦や長男がすることが多いです。

(※生前、名義人によって決められている場合や、遺言がある場合はそれを優先)

(※それが無い場合、地域の慣習や、霊園の規定でおおよその承継者が決まります)

この承継の手続きを忘れていたり、めんどくさいなど理由で放置しておくと後から様々な問題になることも考えられます。

具体的には、

  • 1.住所も変わってしまった場合、管理料の請求書が届かず、未納になってしまう
  • 2.お墓のリフォーム工事などの届けを受け付けてもらえない
  • 3.家系が複雑な場合、更に承継の手続きが難しくなりトラブルの元になる

ことが考えられます。

実際に1の場合は、墓地に立札が置かれるなどの処置がされ、墓参者が気付くことが多いです。

2の場合は承継に必要な書類をそろえて、手続きをすれば問題は解決します。

問題は3のケースになります。

家系が複雑な具体的な例は

  • 長男が養子縁組で、他に男兄弟がいる
  • 兄弟の数が多く仲が悪い
  • 長男が墓守(承継)をする気が無い
  • 子供が女性ばかりで仲が悪い
  • 名義人の妻や長男がすでに亡くなっている

などが考えられます。

これらを放置したままにしておくと、その次の世代が口を挟み始め、問題がますます複雑化します。

できれば、名義人が生きている内に、名義の書き換えができれば一番ですが、生前の名義人の変更の手続き方法は、墓苑の管理規定によって違ってきます。

また、実際に承継に必要な書類も、霊園によって違います。

戸籍謄本や、除籍謄本、改製原戸籍謄本(いわゆる「ハラ戸籍」)などの提出を求められることが多いですが、承継者がはっきりしない場合、兄弟全員の同意書や、それに対する印鑑証明書が必要になるケースもあります。

そして、親族間の話し合いで承継者が決められない場合や、新しい承継者に納得が出来ない場合、弁護士に相談に行ったり、家庭裁判所に調停または審判を申し立てて決めることができます。

このように、後になればなるほど、問題が複雑化することが多いです。

ですから、承継の手続きはめんどくさいなどの理由で放置することなく、出来るだけ早く済ませておくことをお勧めします。

実際に、承継をきちんとしておかなかった為に、トラブルになる事例が多くなり始めています。

親に「ここが家(うち)のお墓だ」と教えられて何十年も参り続けていたお墓が、自分のお墓で無かったというケースもあります。

手続きはちゃんとするのはもちろん、墓地を管理している団体の事務所には時々顔を出しておくことも大切です。




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