お墓のお手入れ・納骨などの手続きに関する疑問・質問

ここでは当サイト管理人が、実務経験上寄せられた質問に対する回答を致しております。

お墓の現場では、同じような質問を多く頂くことがあり、多くの人が同じような疑問を持っていると思われます。

私の経験が、ネットで調べている方のお役にたてれば幸いです。

戒名の文字が間違って彫られました、どうすればいいのでしょうか?

まず間違って彫られた原因によって、対処がかわってきます。


●文字の彫刻をした石屋さん(石材店)に非がある場合

基本的に石屋さんの負担で、その石の取り換えをすべきだと考えます。


●文字の彫刻をした石屋さん(石材店)に非がない場合

石屋さんに渡した文字の原稿が間違っていたなどの理由で、彫刻文字が本来の文字と違ってしまう場合は、施主の自己責任になってしまいます。


一度、石を削って文字を彫り入れてしまうと、元に戻すことはできません。

この場合、

①.すべての文字を削り取り、磨き直して彫り直す

 ○きれいに仕上がる。
 ×費用が大きくかかる。文字の面の石全体を削って磨き直すため、石がその分小さくなる。

②.間違えた文字をパテで埋め彫り直す

 ○費用が大きくかからない
 ×埋めた境目が残るため、見た目が悪くなる

③.間違えた文字を四角くくり抜き、同じ種類の石をはめ込んで彫る

 ○①の方法より費用がかからない
 ×②ほどではないが境目がのこり、見た目が悪くなる

④.石を取り換える

 ○一番きれいに仕上がる方法
 ×一番費用がかかり、石塔など周りの古い石との色味が合わないことがある。

などの対処、リカバリーの方法が考えられます。


文字彫刻のトラブルでよくあるケースは、

  • A.文字・数字を間違う
  • B.彫る場所を間違う
  • C.お墓自体を間違える

といったことがあります。

これらのトラブルに合わないようにするためには、

  • 現地で一緒にお墓を確認する、または写真で確認をする
  • 彫刻位置を写真や、墓誌(霊標)の拓本などに記入したものを石材店からもらう
  • 彫刻前に、原寸大の文字原稿を確認する

ことが大切になります。

これらは通常、石材店側から事前の確認があるものですが、そういったことを行っていないケースや、確認が不十分な結果、実際にトラブルが起こっています。

特に、文字彫刻の価格を重視して、石材店を選ぶとトラブルになる可能性が高くなります。

たとえば、現地または彫刻位置の確認などの手間をはぶことで、コストを下げているケースや、安い下請け業者に作業を委託するケースでは、責任意識が低くなるなどの理由で、間違いが起こるようです。

こういった問題を回避するためにも、文字彫刻を石材業者に依頼する場合は、一番価格が低い業者を選ぶのではなく、工事や作業などその手間に見合った金額を提示するところを選ぶことが重要です。


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