お墓の契約時のポイント

お墓を建てるということは、自分たちの代はもちろん子孫の代にまで関わることです。

それだけに、しっかりとしたお墓を建てたいものです。

新聞や折り込みチラシの広告、ホームページには良いことしか書いていません、実際に石材店を選ぶ上で何に気をつければいいのか?

お墓は車や家具を買うこととは違い、形や施工品質が同じでは無いので、後々のトラブルにならないようしっかりと見極める必要があります。

施工を依頼(発注)する際の注意点から、それまでに知っておいた方が良いことを、7つのポイントにまとめてみました。

1.その地域での信用や実績がある石材店で話を聞いてみる!

その地域で長く多くの実績がある石材店は、その土地の情報を持っている事が多いです。

情報を集めると言う意味でも、一度話を聞いても損は無いでしょう。

2.石の品質に関する情報を知る!

石を選ぶ際、素人では石の良し悪しは分かりにくいものです。

ですから、どうしてもその石材店のお勧めの石になりがちです。

最近では、産地・吸水率・圧縮強度などを明示している石材店が増えてきていますので、そういった数値を参考にしてみることも大切です。

どこの産地の石を選ぶにせよ、使用実績がある石を選ぶことが重要です。

3.基礎や留め金具など完成してからでは見えない工事に気をつける!

お墓づくりは墓石そのものも大切ですが、完成してしまうと見えなくなる部分のほうが重要なのです。

いくら良い石を選んでも、建てたあとに傾いてしまっては元も子もありません。

  • どういった基礎工事をするのか? ・・・ ○基礎の深さ  ○鉄筋の本数・太さ  ○養生期間
  • 使用する金具の材質は何? ・・・ ○ステンレスor鉄  ○サイズ(厚さ×幅×長さ)
  • 接着剤は何を使うか? ・・・ ○セメントor市販のコーキング材or石材用接着剤

など、どの石材店も同じ工事をしているように見えますが、施工業者によって違うことが多いです。

4.工事(施工)の日数を知る!

手抜き工事でありがちなのが、突貫工事です。

工事の日数を減らすことで、人件費等を浮かす為に行われます。

通常、お墓を建てる工事は基礎から完成までを1回2回で終わらすことはできません。

地域によってお墓の大きさ、墓地の面積が違うので、差はあると思いますが、セメントなどが固まる養生期間を設けて最低3回の工事が行われます。

例 :   1回目 基礎     2回目 巻石(地形)・納骨所    3回目 石塔

セメントが固まる養生期間が十分でないと、あとから傾きの原因になります。

5.工事途中の写真と保証書をもらう!

担当してくれた営業の人が「基礎工事などをきちんとする」と言っても、実際には営業の人は工事をしませんし、その工事に立ち会うとも限りません。

大事な基礎の部分は完成してからは目で見えなくなってしまいます。

写真や保証書をもらうことを頼むのは、その担当の営業の人を信じていないようで、頼みにくいかもしれませんが、工事を契約するのですから、当然のことですし、万が一トラブルになったときの為にも必要です。

きちんと工事を行っていることを確認し、保証してもらう為にも、工事途中の写真や保証書はきっちりともらうようにしましょう。

6.お墓の完成予想図面は2種類もらう!

お墓の図面は2種類もらうようにしましょう。

まず1つ目は『細かい寸法が書いてある図面』です。

最近のお墓は1件1件がオーダーメイドになってきています、寸法の違いで使い方や見た目が大きく変わってくることもあります。

2つ目は『カラーの図面』です。

イメージ通りのお墓づくりのためにも、色を確認することも大切です。

7.口約束でなく契約書を交わす!

近年、国民センターや消費者センターへお墓に関する苦情が多く寄せられているようです。

トラブルを避けるためにも契約書は必ず交わす必要があります。

ただ最近は、「激安」「永代保証」などと言いながら、数年後にはお店がなくなってしまうブローカーと呼ばれる業者も横行しています。

せっかく契約書を交わして、保証書をもらってもお店がなくなっては元も子もありません。

ですから、この先も長く続きそうなお店選びをすることが大切です。

契約書の細部の注意点は「前払い、完成払いの時期」「工期が遅れたときの補償」「その他手数料」や、「お寺様へのお礼」、「霊園に必要な届出や経費がかかるか」などがあります。



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